タカタ、アメリカの司法当局と和解

 欠陥エアバッグの問題について、アメリカで44の州と司法当局は、タカタ側が民事制裁金6億5000万ドル(日本円で約690億円)を支払うことで和解したそうです。

 各州の司法当局は、エアバッグの欠陥についてタカタが早い段階から認識していながら、速やかにリコールするなどの対策を取らなかったとして、タカタ(アメリカの子会社を含む)に対する調査を行っていました。今回の制裁金には、その調査費用も含まれると言う事です。

 タカタはエアバッグやシートベルト、チャイルドシート等を製造販売する自動車部品のメーカーで、エアバッグでは世界シェアの20%を占めていました。しかし、このエアバッグで欠陥が発覚。同社は、製造業としては戦後最大となる1兆500億円の負債を抱えて昨年日本とアメリカで民事再生法の適用を申請。事業を中国資本参加のアメリカ部品メーカーに譲渡することが決まっています。

 ただし、今回の民事制裁金、実際には各州とも徴収しない考えだと言う事です。理由は、「被害者への補償を優先するため」。何しろ死者も出ていますし、世界中の自動車メーカーが被害を受けています。

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