医療費未払いの外国人、再入国拒否へ

 日本の医療機関で治療を受けた外国人観光客が、医療費を支払わないまま出国してしまうケースが相次ぎ、政府は、医療費を支払わずに出国した外国人が再入国しようとした場合拒否する方針を固めました。

 厚生労働省が2016年に行った調査によると、外国人の患者を受け入れた事がある医療機関のうち、過去1年間に未払いが発生しているのは約35%だったそうです。

 そのため、同省は全国の医療機関から医療費を支払わずに出国した外国人の情報を収集して、法務省に通報。法務省は、その情報を入国審査に活用すると言う事です。

 日本の財政を圧迫しているのは年々増加する医療費で、どうやって抑えたらいいかで苦心惨憺しています。何れ日本の医療制度は破綻するとの指摘は以前からあり、中には国民皆保険制度の廃止を提唱する経済学者も少なくありません。

 そんな状態で、増え続ける外国人観光客による医療費の未払いを放置すれば、いよいよ制度の維持が難しくなります。医療制度とか福祉制度は基本的に自国民のための制度で、これが外国人に食いつぶされるようなことがあってはいけません。

漫画・アニメ、収集センター法案提出へ

 漫画原稿やアニメ原画等の資料を収集、保管する施設の整備を柱とする法案を、超党派の議員が22日に召集が予定されている通常国会に提出するそうです。

 法案を提出するのは、マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟、通称MANGA議連。原稿や原画などが紛失したり、海外に流出するのを防ぐのが目的です。

 同様な法案は2009年、麻生政権時代に構想がありました。国立メディア芸術総合センターと言う名称で、建設費117億円が予算に盛り込まれたのですが、当時民主党(現民進党)に所属していた鳩山由紀夫が「国営漫画喫茶」と揶揄。

 漫画家の里中満智子さんなどは「古い漫画原稿は劣化が激しい、保存・管理しなければ失われてしまう」と必要性を訴えましたが、当時はメディアも自民党への批判一色、政権交代を後押ししていたため格好の攻撃材料にされてしまい、危機感を強めた自民党内からも予算凍結を求める声が上がり、民主党への政権交代によって消滅しました。

 提出される法案では、保管する施設には保全機能を強化するため、国立国会図書館の支部機能を持たせると言う事です。

安倍首相、トランプ氏と初会談

 安倍晋三首相は17日夕(日本時間18日朝)、アメリカ大統領選で勝利したドナルド・トランプ次期大統領と、ニューヨークで初の会談を行いました。

 トランプ氏が所有する、マンハッタンにある通称トランプタワー、その最上階にあるトランプ氏の自宅で約1時間半に渡って行われました。日本の首相が、まだ就任する前のアメリカ次期大統領と会談するのは異例の事です。また、大統領選以降トランプ氏が他国の首脳と会談するのはこれが初めてと言う事もあって注目を集めています。

 トランプ氏はかねてから在日米軍の駐留経費の全額負担や、TPP反対の立場を主張いていますが、安倍総理は日米同盟の重要性や、貿易・投資のルール作りを日米がけん引する必要性を説明したと見られます。

 トランプ氏がこれまでの発言通りの政治をするなら、様々な国との摩擦は避けられませんし、世界は混乱するでしょう。そもそも実現性の疑わしい物もあります。安倍総理としては、その真意を確認したい所です。