統一球問題でミズノが説明

 14日に都内で開かれた日本野球機構(NPB)の臨時理事会に、プロ野球公式球の製造元である美津濃株式会社(ミズノ)の水野明人社長らが出席。プロ野球の公式戦で使用している統一球の反発係数が基準を上回り、飛びやすくなっていた問題について謝罪するとともに、社内調査の内容を説明しました。

 NPBの井原敦事務局長によると、ミズノは反発係数が上がった原因として、ボール中心部のゴム芯を巻くウール糸の含水率が下がっていた可能性があると説明したそうです。ウールは中国の工場で保管されていたが、乾燥していた場合、含水率が規定より下がることがあるという事です。

 この問題、3月29日に今季初めて行われた抜き取り検査の結果、反発係数の平均値が、アグリーメント(申し合わせ)で定められている基準を上回り、飛びやすくなっていた事が判明したと、今月10日にNPBが発表したのが始まり。昨年同様の問題をNPBが隠蔽していたことが発覚し、当時のコミッショナーが辞任に追い込まれました。しかし、今回は密かに仕様が変更されていたとか、そう言う事は無いようです。NPBの発表も迅速でした。

井上尚弥、プロ6戦目で世界王座

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級タイトルマッチが6日、東京の大田区総合体育館で行われ、同級4位で大橋ジム所属の井上尚弥(20)がチャンピオンのアドリアン・エルナンデス(28 メキシコ)を6回TKOで破り、日本選手最速となるプロ6戦目での世界王座を獲得しました。

 これまでの最速記録は、現世界ボクシング協会(WBA)世界ライトフライ級チャンピオンの井岡一翔(25)が持つ7戦目でした。

 井上尚弥は小学校1年の時にボクシングを始め、中学校3年のときに行われた第1回全国U-15大会で優秀選手賞を受賞。新磯高校(現・相模原青陵高校)1年でインターハイ・国体・選抜の三冠を達成し、アジアユース選手権でも銅メダル獲得。2年次には全日本アマチュア選手権で準優勝。3年時にはインドネシア大統領杯で金メダルを獲得、世界選手権でベスト16。インターハイと全日本選手権で初優勝し、高校生初のアマチュア7冠を達成しました。しかし、ロンドンオリンピックの予選では決勝で敗退。その後プロへ転向、大橋ジム入りの発表会見では井岡一翔(井岡)が持つ世界王座最短奪取記録の更新を宣言し、今回宣言通り6戦目で世界チャンピオンとなりました。

 オリンピックの予選で敗れプロへ転向、世界王座最短奪取記録を更新と、井岡と同じパターンですね。井岡のような、それ以上の活躍を期待したいです。