細川護煕氏、大学学園長を辞任

 元首相の細川護煕氏(76)が、体調不良を理由に東北芸術工科大学(山形市)と姉妹校である京都造形芸術大学(京都市)の学園長を辞任する意向だそうです。

 細川護煕氏は肥後熊本藩主だった肥後細川家の第18代当主で、上智大学法学部卒業後、朝日新聞社記者を経て第9回参議院議員通常選挙に全国区から立候補し初当選。1983年に熊本県知事に転身、2期8年努めた後に日本新党を結成第40回衆議院議員総選挙で躍進し、自民党と共産党を除く政党による連立政権で首相となりました。しかし、1年保たずに退陣に追い込まれ、連立政権は崩壊。日本新党も解党し、細川は新進党に合流するも、これもまもなく解党。1998年には還暦となったことを区切りに政界を引退しました。

 引退後は主に陶芸家、茶人として活動し、2011年に東北芸術工科大学と京都造形芸術大学の初代学園長に就任。経営には参画せず、学生を対象とした陶芸に関する講義などを行っていました。その後2014年に、反原発を掲げて東京都知事選挙に立候補するも、当選した舛添要一氏の得票数211万票の半分にも届かず落選しています。

昨年に続いてロケット打ち上げに失敗

 ロシア宇宙庁の16日発表によると、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で行われたプロトンMロケットの打ち上げが失敗したそうです。

 プロトンは旧ソ連で開発された打ち上げ用ロケットで、元は重ICBMとして設計されたものでした。プロトンMは、そのの最新バージョンで、1段目の構造重量を減らし、推力を増強して推進剤を完全に使うように改良されています。
 しかし、2013年7月2日にバイコヌール宇宙基地から3機のGLONASS衛星を搭載して打ち上げた際、発射直後に問題が発生。制御が失われたプロトンMは蛇行した後に横方向に飛行して空中分解し、発射台から2.5kmの距離の地表に墜落しました。
 そして今回、通信衛星を搭載した同ロケットは16日未明、打ち上げ545秒後に制御用エンジンが故障、炎上墜落してしまいました。

 立て続けに打ち上げを失敗しているプロトンですが、新型のアンガラ・ロケットの開発により、2020年以降に退役する予定だそうです。

スノーデン暴露証言本、発売

 アメリカ家安全保障局(NSA)の情報監視の実態をスクープし、今年のピュリツァー賞を受賞したガーディアン(イギリス)の元記者グレン・グリーンウォルド氏(46)が、アメリカ中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者から受け取った膨大な機密資料の詳細を記した本が14日、世界同時発売されます。

 ブラジル在住で弁護士でもある著者は昨年6月、スノーデン容疑者と香港で接触。同容疑者がNSAから持ち出したデータを基に、NSAの大がかりな情報収集の実態を世界で最初に報じた事で知られます。発売される本のタイトルは「暴露 スノーデンが私に託したファイル」で、スノーデン容疑者との出会いや、取材のやりとりのほか、NSAによる情報収集の手法や内容を克明に記述されていると言うことです。

 エドワード・ジョセフ・スノーデンは元中央情報局及び国家安全保障局の局員で、2013年6月に香港で複数のメディアを通じてアメリカ国家安全保障局による個人情報収集の手口を告発。アメリカ司法当局により逮捕命令が出され、ロシア移民局から一年間の滞在許可証が発給されロシアに滞在中です。

サムスン、有機ELテレビへの投資中断

 韓国のサムスン電子は有機ELテレビについて、専用パネルの量産ラインを2014年中に設置する計画を中止するなど、投資を中断するそうです。

 サムスンは忠清南道・湯井の工場に小規模のテレビ用有機ELパネル生産ラインをつくり、2013年6月に有機ELテレビを韓国やアメリカ市場に投入しましたが、高価格がネックとなって販売が伸びませんでした。なにしろ、55型で150万円というのですから当然でしょう。世界的に景気が低迷している状態で、100万円を超えるテレビに需要があるとは思えません。おまけに消費電力が大きいとも聞きました、400~500Wだとか。本来有機ELは、理論的には低消費電力なのですが。

 有機ELディスプレイは液晶やプラズマディスプレイなどに代わる次候補の薄型ディスプレイとして期待されていましたが、大型化・低価格化が難しく、ソニーが2010年に国内市場から撤退。東芝とパナソニックの共同出資会社も携帯電話向け小型有機ELパネルの量産を延期していました。