ジカ熱、米大陸全域に拡大の恐れ

 世界保健機関(WHO)の24日に発表した声明によると、妊婦が感染すると胎児に深刻な先天異常を引き起こす恐れが指摘されているジカ熱が、カナダとチリ以外の南北米大陸全域に広がる見通しだそうです。

 ジカ熱はジカウィルスへの感染によって発症する病気で、蚊によって媒介されます。ただ、感染しても通常はインフルエンザのような症状が出るだけで、短期間で回復します。しかし、妊婦が感染した場合、因果関係は不明ですが、胎児に頭部が異常に小さくなる小頭症という病気をもたらす可能性が指摘されています。

 WHOの声明によると、このウイルスは南北米大陸の55か国・地域のうち21ですでに存在しており、媒介するネッタイシマカは南北米大陸のカナダとチリを除く全域に生息していると言う事です。

 ブラジルで感染が急増しているのですよね、確か。リオ・オリンピックまで200日を切っているというのに、アメリカなど一部の国の政府は特に妊娠中の女性に対し、同域への渡航を自粛するよう勧告を出していて、ブラジルにとっては頭の痛い話です。