昨年に続いてロケット打ち上げに失敗

 ロシア宇宙庁の16日発表によると、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で行われたプロトンMロケットの打ち上げが失敗したそうです。

 プロトンは旧ソ連で開発された打ち上げ用ロケットで、元は重ICBMとして設計されたものでした。プロトンMは、そのの最新バージョンで、1段目の構造重量を減らし、推力を増強して推進剤を完全に使うように改良されています。
 しかし、2013年7月2日にバイコヌール宇宙基地から3機のGLONASS衛星を搭載して打ち上げた際、発射直後に問題が発生。制御が失われたプロトンMは蛇行した後に横方向に飛行して空中分解し、発射台から2.5kmの距離の地表に墜落しました。
 そして今回、通信衛星を搭載した同ロケットは16日未明、打ち上げ545秒後に制御用エンジンが故障、炎上墜落してしまいました。

 立て続けに打ち上げを失敗しているプロトンですが、新型のアンガラ・ロケットの開発により、2020年以降に退役する予定だそうです。