日本初のH5N8型

 農林水産省の17日発表によると、熊本県多良木町で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、死んだ鶏から採取したウイルスを解析した結果、今年に入って韓国で大流行した「H5N8型」と判明したそうです。

 日本では初めて確認されました。同省家きん疾病小委員会委員長の伊藤寿啓・鳥取大教授は「韓国から渡り鳥などによって持ち込まれた可能性が出てきた」と指摘しています。

 韓国農林畜産食品部は今年1月17日、全羅北道高敞(コチャン)郡のアヒル農場において高病原性鳥インフルエンザの発生を確認したと発表。検査の結果、ウイルスは高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)であることが判明。封じ込めを図った韓国政府でしたが、アヒル、カモに続きニワトリでも高病原性鳥インフルエンザが発病し感染地域も南北に広大。3月末までに約1200万羽を殺処分するほどの大流行となっていました。ただし、人への感染は報告されていません。

 日本では多良木町の養鶏場で発生、殺処分した鶏計11万2000羽の埋却と、鶏舎の消毒などの防疫措置を16日に完了し、今の所新たな感染報告はありません。